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初めてのマラソン大会

公開日 2013/10/01 投稿者 badekur

1,2年生は800、3,4年生は1.2キロ、5,6年生は2キロ。

息子はうちのお母さんと休日に練習したり、パパと土手や家の周りを走ったりしてました。昨日も近所を走りました。1位はトロフィーをもらい、6位まで賞状がもらえます。

1、2年生はグラウンドを1周して道にでて、少し走って折り返してきてまたグラウンドを約半周まわりゴールです。

いよいよ1年生。男女混合でスタートです。スタートしてすぐ、息子の靴が片方脱げました。

拾いに行き、追いついた時にはビリから2番目。しかもきっと悔しさと焦りから、ちゃんと履きなおしていませんでしたから、走りにくそうにしていました。遠くて彼の表情は見えませんでしたがショックだったと思います。先生が靴をちゃんと履きなおすように言ってくれて、そこから外へ出て行く時の息子は遅れた分を取り戻すべく、「ちゃんと履けたからしっかり走れるよー!!!!」思わず声をかけた私の前を猛スピードで消えて行きました。朝、「俺今日は頑張るわ」と言っていました。私達も悔しかったですが息子の気持ちを想像すると一番悔しいのは息子だと思って戻って来るまで遠くに進んでいくのを応援して待ちました。

1位、2位の子が帰って来はじめて、少ししてすぐに息子が戻って来ました。ほとんどビリだったのに、14位で来ました。男女混合なので、男子だけなら早い方です。諦めたかなと思っていたけど、道に出てからどんな顔して必死で追い越して来たのかと思うと、ものすごく頑張ったと思います。

今の時代ってあまり順位をつけないような時代ですが、マラソン大会ってすごくいいですね。走るのが苦手な子からすれば苦痛以外のなにものでもない行事です。

それでもそれぞれの中で「歩かないで走りきりたい」とか、「いつも2位だけど1位になってみたい」だとか、「あの子だけには負けたくない」「ビリはやだけどせめて最後から2番目にはなりたい」だとか、それぞれの思いや目標がつまっていて、勉強が苦手でもマラソン大会はいつも上位だとか、輝ける場所の1つになったりして、順位を決めない時代に「負けたくない」思いを味わえてとてもいいと思いました。

今日は息子の好きな鳥久の半身を買って行きたいと思います。

                 湯田千尋

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